Google と YouTube では、組織が児童を保護できるように、不適切なコンテンツを選別して優先的に審査するツールを開発しました。
このツールキットの中心となるのは、Content Safety APIとCSAI Matchという 2 つの API であり、資格を満たすパートナーに無償で提供しています。Google のパートナーは、これらのテクノロジーを使用して何十億ものファイルを処理し、不正行為の有無について年間何百万もの画像や動画を評価することが可能です。
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的確な優先順位付け
この API は、オンラインでの児童搾取の撲滅を目指して、不適切なコンテンツを選別して優先的に人間による審査ができるようにするものです。
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迅速な識別
コンテンツをより迅速に識別することで、被害者を特定し、さらなる虐待から保護できる可能性が高まります。
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より安全な運用
審査待ちのコンテンツに関して、CSAM である可能性が高いコンテンツを効率的に調査できるようになるため、コンテンツ管理者の負担も軽減されます。
Google の ツール の 詳細
これまでに検出されていない画像や動画の分類
既知の不適切な動画セグメントのマッチング
Content Safety API
用途:これまでに検出されていない画像や動画の分類
Content Safety API の分類器は、プログラムによるアクセスと AI を使用して、パートナーが数十億の画像や動画を分類して審査の優先度を決定できるようにします。分類器による優先度が高いほど、メディア ファイルに不正なコンテンツが含まれている可能性が高くなり、パートナーが優先的に人間による審査を行い、内容をご自身で判断するのに役立ちます。Content Safety API は、送信されてきたコンテンツの優先度について勧告します。パートナーは、コンテンツに対して措置を講じるべきかを判断するために、ご自身で審査を行う必要があります。
運用面では、人間による審査プロセスの直前に Content Safety API を使用して、分類、優先度の決定、キューの整理を行うことをおすすめします。Content Safety API は、YouTube の動画ハッシュツール「CSAI Match」や Microsoft の「PhotoDNA」など、それぞれ異なるニーズに対応したソリューションと併用できます。
仕組み
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1. ファイルの取得
ファイルは、ユーザーからの報告、パートナーがプラットフォーム上のコンテンツを管理するために作成したクローラーやフィルタによる特定など、さまざまな形でパートナーによって取得されます。
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2. API による審査
その後、メディア ファイルはシンプルな API 呼び出しで Content Safety API に送信されます。これらは分類器を介して実行され、審査の優先度が決定されると、各コンテンツの優先度の値がパートナーに返送されます。
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3. 人間による審査
パートナーは優先度の値を使用して、手動による審査で最初に注意が必要なファイルを優先します。
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4. 措置
画像ファイルや動画ファイルが手動で審査されると、パートナーは現地の法律および規制に従ってコンテンツに対する措置を講じることができます。
| パートナー |
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パートナー |
パートナー |
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ユーザーが報告した画像や動画 クローラ プレフィルタ(ポルノ / その他の分類) |
I |
Content Safety API I 分類器技術 |
I |
人間による審査 |
I |
状況に応じた措置 |
CSAI Match
用途:既知の不適切な動画セグメントのマッチング
CSAI Match は、オンラインの CSAI(児童への性的虐待の画像)動画に対処するための、YouTube 独自のテクノロジーです。既知の違反コンテンツを特定する技術として初めてハッシュ マッチングを活用し、膨大な数の適法動画に紛れ込む違反コンテンツを検出することを可能にしました。違反コンテンツの一致が検出されると、パートナーに対し、現地の法律および規制を遵守したうえで審査と確認を行い、責任を持って報告するよう通知します。YouTube は、CSAI Match を業界や NGO のパートナーに提供しています。Google は、既知の不適切なコンテンツのデータベースとの一致を確認するために、フィンガープリント ソフトウェアと API へのアクセスを提供しています。
オンライン プラットフォームは、CSAI Match を使用して、コンテンツを最大規模の既知の CSAI コンテンツのインデックスと照合することで、サイトでの違反コンテンツの表示や共有を防止することができます。CSAI Match は、パートナーのシステムに簡単に統合でき、困難なコンテンツ管理のスケーラビリティ向上を実現します。
仕組み
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1. 動画のフィンガープリント
動画がパートナーのプラットフォームにアップロードされます。CSAI Match Fingerprinter(パートナーのプラットフォーム上で動作)によって、動画ファイルの内容を一意に表すデジタル ID であるフィンガープリント ファイルが生成されます。
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2. API による審査
パートナーは、CSAI Match API を介してフィンガープリント ファイルを送信し、YouTube のフィンガープリント リポジトリにある他のファイルと比較します。このリポジトリには、YouTube や Google によって検出された既知の不適切なコンテンツのフィンガープリントが含まれます。
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3. 人間による審査
API の呼び出しが完了すると、一致または不一致がパートナーに返されます。一致情報に基づいて、パートナーは手動で動画を審査し、CSAI であることを確認します。
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4. 措置
画像が審査されると、パートナーは現地の法律および規制に従ってコンテンツに対する措置を講じることができます。
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パートナー |
YOUTUBE |
パートナー |
パートナー |
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|---|---|---|---|---|---|---|
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動画ファイル I Fingerprinter I Fingerprinter ファイル |
I |
CSAI Match API I CSAI Match テクノロジー I Shared CSAI Fingerprinter リポジトリ |
I |
人間による審査 |
I |
状況に応じた措置 |
お客様の声
よくある質問
Content Safety API
未加工のコンテンツ バイト形式とメディア ファイルから抽出したエンベディング形式の両方をサポートしています。詳細についてはお問い合わせください。
プラットフォームを不適切なコンテンツから保護したいと考えている業界および市民団体のサードパーティであれば、Content Safety API へ登録してお申し込みいただけます。お申し込みには、Google による承認が必要となります。
Google は、オンラインでの児童搾取の撲滅に取り組む最善のアプローチは、他の企業や NGO と協力することであると考えています。私たちは長年にわたり、業界や NGO と協力し、新しいデータドリブンなツールの開発を支援して、技術力と意識を高めてきました。こうしたツールを広く利用できるようにし、Google のパートナーが AI によりコンテンツを大規模に審査しやすくすることが、この取り組みにおいて重要なことだと信じています。
CSAI Match
CSAI Match は動画用に設計されていますが、業界や NGO のパートナーは Google の Content Safety API を通じて、機械学習による画像分類を行えるツール群を利用することができます。詳細
一致した場合は、既知の CSAI と一致した動画のコンテンツ、およびその種類の標準的な分類が示されます。
CSAI Match は、既知の CSAI コンテンツとほぼ同じセグメントを検出します。これには、MD5 ハッシュ マッチングで得られる完全な重複だけでなく、重複に近いもの(CSAI 動画の再エンコード、難読化、切り捨て、スケーリングなど)も含まれており、動画に CSAI がごく一部しか含まれていない可能性がある場合もあります。パートナーは、フィンガープリント バイナリを実行して、動画の「フィンガープリント」(MD5 ハッシュに類似のバイト シーケンス)を生成します。生成結果は、Google の CSAI Match サービスに送信されます。このサービスは、YouTube の既知の CSAI 参照コーパスに対して動画をスキャンする際の効率性を特に重視して設計されています。